Napの考えること

by Nap-takemura

Napの考えること(その89)



昨日になって我が家では暖房をつけました。マンションは気密性が高いのでなんとかこれまで平気でしたが、急に寒くなりましたね。風邪やインフルエンザの時期となりました。どうぞ皆様もご自愛くださいませ。


さて、あと数日で12月ですね。おかげさまで、Napも無事17周年目を迎えます。改めて皆様には心より感謝申し上げます。


2001年12月のオープンから、ほぼ人づての認知だけで運営ができていたことが今では奇跡のように思えます。法人組織でありながら、個人商店のようなこのお店は、一日一日をいかに充実した日にできるかを、一番の課題に運営してきました。


営業や宣伝に力を入れる余裕もない中、数多くの方にこれまでご出演いただき、そしてイベント開催でのご利用もございました。この16年の間にNapのあるこの街、日吉も多くの変化がありました。好きだったお店も随分となくなり、少し寂しい思いもしたりします。


しかし、時代はこのように常に刻一刻、日々少しずつ変化している訳で、youtubeやSNS等で発信するアーテイストの動画など観て強く感じるのは、圧倒的な女性アーティストの多さです。そして音楽的レベルの向上です。すぐに求めるほとんどの情報(音楽においても)が手に入るネット社会の恩恵なのでしょうか。


しかし、一方で、個性の平均化や本当の顔の見えないバーチャルでのやり取りの危うさです。その意味でもまずは現実世界での関わりである、ライブで知り合えることが理想と考えます。そのための営業というのはやはりどんな業種であれ、一番むつかしく、且つ重要なのだ、と強く感じる今日この頃です。


ところで、Napはどのようなスタンスでブッキングしているのか、と問われるのならば、「Napでの通常ブッキングは、アマチュアメインですが、その音楽的スタイルや音楽的レベルを中心に重きを置くのではなく、音楽を楽しむ、という姿勢をまずは第一に掲げたい。」と、なるのかもしれません。


限りなくプロを目指す方、ライフワークとして音楽に向き合う方、そんな様々なスタンスのアーティストが、単に経験の浅い、深いでは、測れない個性や才能を実際のライブを観て感じられて、結果、互いなんらかの刺激を受ける一日。それがNapの通常ブッキングの理想です。そして同じくご来場くださったお客様もNapライブにより、多種多様な音楽に触れるきっかけになることも願いの一つです。


もちろん、アーティスト主催の企画イベントも多く開催しております。少しでもNapにご興味を持ってくださる方がいらっしゃるのなら、まずは一度、このNapという空間でライブをしていただき、同じ空気を共有することから始められたら幸せです。


そしてここ横浜の小さな街、日吉にある「Nap」で、何かしらのご縁があって、多くのアーティストの足跡を残していただくのなら仕事冥利であり、とても光栄なことです!


さてさて。残り1ヶ月と少し、音を楽しむと書く「音楽」を字ずらどおりに向き合える日々となればと祈ります。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年11月23日 日吉Nap代表 竹村龍彦






































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# by Nap-takemura | 2018-11-23 15:03

十人十色。

Napの考えること(その88)



ここ最近のTVでますます多くなったと思うのが、「健康長寿の方は〇〇を食べている!」 などというテーマの番組です。。大概、すでにそれってきっと誰でも体に良いと知ってますけどー、という食材ばかりですが、スポットの当て方がうまいので、ついまた見てしまいます。


そんなTVを見ていつも思うのは、人間、年齢では測れません、という当たり前の結論。


学生時代は先輩後輩などの序列もはっきりしていますし、社会人になっても誰それはいくつ上だとか、下だとかいうことで、敬語になったり、タメ口になったりというのは確かにありますが、しかし、人間、十人十色ですし、年を経るごとにますます実年齢と身体との相関数も測れなくなっていくような気もいたします。


そんな意味も込めて、もういくつになったから音楽はやめる、とか、何歳になったからもうプロを目指すのは諦めるとか、それ自体、今の時代では、少しナンセンスなことなのかもしれません。


しかし、いま思い出しました。かく言う私も、もう今年で○歳になったから、もうバンドはやめた! とか、好きなようにやるからもう事務所なんて関係ない! などどいって尖っていた(良い意味で)時代がありましたー。


そして、ギターをさわることも少なくなり、海ばっか行っては遊んで、仕事をしては、また遊んで、っていう。まあ、決してネガティブな心持ちではなかったけれども、決して建設的でもない。そんな時代があったことを思い起こした次第です(苦笑)。


閑話休題。


さてさて。ますます冬の気配が漂う毎日となりました。風邪やインフルエンザや健康管理が大切な時期ですね。皆様もくれぐれもご自愛ください!


そして、好きな音楽にたくさん出会える残り二ヶ月となることを祈ります。

Napも素晴らしいアーティストがたくさん出演していますよ! 

年末に向かい、ぜひNapにも足をお運びいただきまして、皆様と共に素敵な音楽を一緒に楽しめたら幸いです!

2018.10.30 Nap代表 竹村


























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# by Nap-takemura | 2018-10-30 15:20

リアルタイム。

Napの考えること(その87)



今年は去年よりさらに気候変動が激しく思う今日この頃です。今夜も台風がまた沖縄中心に来てることも心配ですね。早々と移り変わりゆく気候は今はもう秋ですが、世の中もどんどん移り変わることが多く思います。僕のお気に入りの中古CD店の移転の動向も気になるところですが(ここ最近はジャケ買いにはまってました!)、皆様はいかがお過ごしでょうか。


ここ、Napでもニューフェイスが多くなったり、古くからの出演アーティストが久しぶりに出演したり、過去になかった新しいイベントが年末に向けて入ったりで、数多くの変化を良い意味で感じております。


9月も終わりに近づくと、いつもながら、なんだか世間はだんだんとソワソワし始めて、来たる年末年始に様々な形で備えようとしてきます。仕事柄、同じく年末年始のことも画策するわけですが、Napで出演する多くのアマチュアアーティスト達も当然、お仕事や学業などで同じく、ソワソワしていることと想像いたします。


どのような場所や場面でも人との関わりはあるわけで、そのことで喜んだり苦しんだり悲しんだりの出来事が小さな一ページとなって、この時期になるとだいぶ今年の自分物語が見えてきたりします。それで急いで足りない何かを埋めようと動き出すこともあったりして、それが師走になると達成感の計りのメーターがそれぞれに立てられて、満足したり、地団駄を踏んだり、今年もきっとそうなっていくのでしょう。


そんな中、先日、Nap出演の某アーティストがいきなりの3枚のニューアルバムを制作したことを知りました。これまでつくってきた歌の数々の行き着く場所、という良い感じでまとめられていました。その努力と忍耐に心から敬服です!


丹精込めてつくった曲を演奏して歌うだけでも、たいへんな時間と労力が要りますが、さらにそれを録音してまとめ一つのアルバムにするという作業はまた別の意味で、全くの一から作り出すのと同じですから、完成させるにはそれ相当の強い気持ちと情熱が必要です。僕はいつも挫折ばかりしているのでよく分かります(苦笑)。


アーティストもやはり、採(録)りたてのリアルタイムの音楽が一番旬で素敵なものです。その意味で彼のニューアルバムの完成はとても嬉しい出来事であり、僕にとっても刺激でもあり、励まされるような気持ちになりました。


さてさて。これから雨が降るたびにどんどん寒くなります。皆様もお身体を大切になさってください。そしてスピードを上げたくなるこの時期を気合いで踏ん張りつつ、うまく自分のペースは守りながら(これが肝心!)、自分も含めですが、2018年版・自分物語を少しでも良いものに完結したいものです。


もう今年も残り三ヶ月ほどですが、お時間の許す限りたくさんの方々にNapに足をお運びいただけると嬉しく思います。

Napの名物ドアマンのスノーマンもいつもの定位置で待っております。重ねてどうぞよろしくお願い申し上げます!!

2018.9.29 Nap代表 竹村龍彦











































































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# by Nap-takemura | 2018-09-29 14:37

考える葦。

Napの考えること(その86)


中学一年で何気なく入ったテニス部で放課後はいつも先輩の打った球拾いや体力づくりのためのグランドでの走り込みが日々の日課だった頃。たまたま音楽室で同級生がギターでつま弾いた、「禁じられた遊び」の前奏のワンフレーズを聞いた瞬間に、雷に打たれたみたいに音楽の虜になった。母にギターをねだり、たまたま親戚の家にあったガットギターを手に入れ、毎日時間のあるときはギターばかり弾いていた。

やがて少し簡単なコードを鳴らせるようになると拙い曲も作れるようになって、ますます音楽の魅力にはまっていった。将来、大人になって外国に旅行に行くとき、税関の人に、「職業は?」 と聞かれたら、即座に、「僕は音楽家です。音楽が職業です。」ときっぱりと答えるのが夢となった。

いまでも初期のビートルズやピンク・フロイドを聞くとその頃の疑いもなく、そんな夢を抱き、毎日を活き活きとして過ごし、早く卒業して、上京して夢を叶えたいという迷いなき強い欲求だけがあった自分を思い出す。

世の中を知らないことの愚かさは一心不乱に進む原動力でもある。たくさんの曲をつくって、誰かの前で披露したいと思い、村の公民館や夏祭りの小さなステージとも言えない場所で、下手くそな歌とギターを弾いて、まるで自分がポールやジョンになった気分で誰にも作れない素晴らしいオリジナル曲なんだと強烈な自信だけがあった。時に空回りしながらも必死に歌っていたそんな時代を忘れることはないだろう。

高校受験の頃にはもう部活には入るまいと決めていた。音楽家になるためにはそんな時間はない。早く卒業してプロになって音楽で飯を食うんだ。そう決めていた。やがて行きつけの楽器屋のマスターの紹介でオーディションを受けたりすることで、少しずつその道が見えてきたのが嬉しかった。

最終的にきちんとデビューには至らなかったけれど、やってきた道は険しくもいつも楽しくて、それ以外に夢中になれるものが自分にあるはずもなかった。そういまも確信する。自分は幸せ者だと言えることこそが、幸せなこと。家賃や光熱費を払ったり、ご飯の心配をしたり、給料が上がったり下がったり、毎日が不安で、これからどう生きるのか、と考えたり、そんな日々がおおよそを占めていた人生であっても、音楽を続けてこれたことは事実だ。そして、それこそが幸せなことだったんだと、若かりし頃の自分を思い出すたびにそう思う。

時は止まらない。連続した点のように、常に流れている。決して立ち止まることのない時間に、想像力だけが自分の武器だ。何かに心を止める時、時間が止まる。その止める何かを僕は、音楽に費やしてきた。ある人は絵画に、ある人は踊りに、ある人はスポーツに、そしてまたある人は研究に、と。きっと皆一瞬にして心を奪われ、夢中になるのだろう。それは生物学的に自分を生かす本能とは違う分野だ。パスカルが、人間は考える葦である、と言ったが、それは真実であって、それを失うことこそを、ずっと畏れて僕は生きていきたい。

たくさんの音楽の魅力に心奪われた人間が集まる場所、ここ「日吉Nap」。あまた星の数ほどある、「歌い小屋」の一つであるけれど、この店を切り盛りする人間として、原点はやはり、自分の青春のすべてを捧げたのは、「音楽」であったことを胸に刻み、これからも仕事に精進したく思います。

昨日は、「長崎の原爆の日」。こうして、こんな小文を書ける平和な日本であることの幸せと、これからの未来も音楽を楽しめる世界がありますように。心からの祈りと感謝を込めて。

長文、失礼しました。そして最後まで読んでくださりありがとうございます。
(2018.8/10 Nap代表 竹村龍彦)



































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# by Nap-takemura | 2018-08-10 10:51

春の足音。

Napの考えること(その85)



先日、某出演者とセッティング中の会話の中で、どうですか、最近ギターの練習できてますか? と聞くと、「いや、なかなか忙しくって・・・、でも1日に必ず一回は触ることにしてます。5分くらいですけど。」と言っていた。


彼はすぐ手にできる場所に一本練習用のギターを置いて、少しの時間でも触るようにするそうだ。家族がいて、仕事があって、日々時間に追われて、という生活の中ではいたしかたないこととその時思いました。


私も昔にサラリーマンの経験があるので、少し想像がつく。音楽への想い入れが強い分、中途半端な関わり方ができないため、しっかりと時間をつくってやろう、と考える内に時間だけが過ぎて行く。そして気がつくとなんの形も残せず新しい年は明け、またいつもの日々に追われる。そんなことを何度も繰り返した。


でも今も音楽が好きで、ギターが好きで、下手な弾き方だけど、アコースティックの独特な響きは心を癒してくれる。コードもたくさん知らないけれど、 CやG、Em、D7、Amだけで十分美しいメロディだって生まれる。


その時、彼には、「しょうがないね、いつも忙しそうだから」と言ってしまったが、本当は、もっと長い時間、ギターを弾いた方が良いよ、と言いたかった。なのにそう言えなかったのは、その状況がよく分かるから。


もう3月になりました。たぶん、彼のように日々様々なことに振り回されて忙しくしている人は多いでしょう。20代、30代の仕事盛りの方はなおさらでしょうし、社会的責任ある立場の方も多くいらっしゃいます。


そんな方の多くが身を削って大切な時間つくり、この場所に集って、一生懸命に創ってきた曲を披露する。そんな場所の一つとして、ここ日吉Napもあります。そのことをもう一度自分自身、改めて噛みしめるべきだなと思った次第です。


さあ、春の足音も聞こえ始めました。きっと今年も桜は綺麗でしょう。などと、気持ちの良いことを考えるように、心を一歩前にすすめていきたいものです。


Napもところどころプチリニューアルをしています。わずかながらではありますが、常に良い意味で変化しくことをモットーにと、皆様と共に、雨にも負けず、風にも負けず、花粉にも負けず(苦笑)です! これからもよろしくお願いいたします。

2018.3.4 日吉Nap代表 竹村龍彦


追記:3月は二回の新人Napオーディションもあります。ホールレンタルも改定(平日のみ)されました。詳しくはHPをご参照ください。ぜひこれを機会にNapのステージに立ってみてください!!

http://www.hiyoshinap.com



















































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# by Nap-takemura | 2018-03-04 11:52

Napの考えること(その84)



明けましておめでとうございます。

年末から年始にかけて、Napでは、毎年恒例の「ウタイ納め2Days」から始まり、プロのマリンバ等々の打楽器奏者、「長谷川剛士」さん率いる軽音楽の公演、そして、これも恒例になりつつある、「K.K.」さんのカウントダウン公演、年始ワンマン公演が開催されました。


今回もアーティストの音楽愛あふれる情熱とそれに応え声援するお客様の暖かい気持ちが交差する素敵な数日間でした。改めて皆様に心より感謝申し上げます。


さてさて。大きなイベントも終え、久しぶりにお正月気分満載の街に出てみました。どこもかしこもセール品の大売り出しが多く、買わなくていいものにまで目がいってしまいましたが、これだ、と思う商品の大体がセール対象になってないことが多く、世の中うまくできているものだな、と勉強できた数日でした(笑)。


気づいたらもう、1月6日ですね。本日からNapは通常ブッキングライブの始まりです。いろんな目標を掲げている方も、まだなんにも浮かんでこないぜ、という方も、とりあえずは新しい年、2018年のスタートが平等にやってきました。


僕も個人的な目標をまず一つ決めましたが、うまくいくかどうかは分かりません。でもトライすることに意味があると胸に刻み頑張りたいと思います。もちろん仕事についても去年以上のトライをする所存です。


Napのキャッチコピーはご存知のとおり、「サカナの数だけ音楽スタイル」です。今年も常に流れ動く川の水や、大海を泳ぎ続けることで生かされるサカナの如く、時に流れに身を任せ、時に流れに逆らいつつ、この一年を悔いのないように日々励みたいと思います。


例年より少し寒さの厳しい冬のようですが、皆様も風邪やインフルエンザなどにお気をつけくださいませ。今年もNapで一人でも多くの方と共に音楽を楽しめられたら幸せです。本年もよろしくお願い申し上げます。

2018.1/6 Nap代表 竹村龍彦
































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# by Nap-takemura | 2018-01-06 12:57

要。

Napの考えること(その83)



今年の師走は北日本での大荒れの天気など、体調も含め油断のならない毎日ですね。毎年、世界的に天候が不順でもう何月だから等々の予測が年々難しくなってきた気がいたします。


それでもこうして時は流れ、あと数日で確実に新しい年が明けて、いつもながらの新年の挨拶が飛び交うことでしょうね。


「自分が出演したいと思えるお店」、をコンセプトに決め始めたお店ですが、その言葉通りのお店になれたかといえば、まだ道半ばです。でもいつもその初心を忘れずにこれからも精進したく存じます。


今月の、12/22でNapもおかげ様で16周年を迎えることができました。多くの皆様に改めて感謝申し上げます。現在もお店を始めた頃からご縁があったアーティストがいることにも心から感謝です。


今年は特に数年のブランクを経て、また復活されたアーティストも多くありました。それがまた嬉しく、Napの16年という歴史の重みを実感できた一年でした。


あとわずかで2018年です。来年がどのような年になるか誰も知る由もありませんが、まずは目の前の仕事に心を込めることに、全身精力を傾けたいと思います。地道な歩みこそがすべての要と信じ、心も新たにまた来年も一歩一歩進めたらと願います。


ではでは。風邪などひかぬよう皆様もどうかご自愛ください。来年もよろしくお願い申し上げます。2017.12/29 Nap代表 竹村龍彦
































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# by Nap-takemura | 2017-12-29 11:38

Napの考えること(その82)



いよいよ12月に入り、ぐっと世の中が師走に向かって慌ただしく過ぎていく月となりました。Napでも今年の12月で16周年を機に制作した、「Nap16th Winter Songs」も会場限定で販売開始いたしました。限定枚数なのでお早めにお求めくださると光栄です。今なら缶バッチも付きますよ!


さて、年末といえば毎年話題になる、紅白歌合戦がありますが、今年は何と言っても「竹原ピストル」さん、の名前が載っていたことですね。ここNapでも「野狐禅」の時代からソロに至るまで、Napのたくさんのレギュラーアーティストとの対バンや前座などでご縁がありました。


それこそ彼は全国津々浦々のハコで、ここ数年ほぼ毎日と言っていいほど、一人ギターとCDを携え歌ってきた方ですから、「竹原ピストル」という名の唯一無二の歌い手を身近な存在に感じる方は全国に数え切れないほどいることでしょう。


そしてこの大きなニュースにより、各方面の数多くの方からのたくさんの祝福の言葉が届けられているに違いありません。かく言う、私も、まるで親戚の人が紅白に出演するような心持ちになったほどです。竹原ピストルさんおめでとうございます!


竹原さんのあの人懐っこい笑顔やステージに立って歌う凛とした佇まい等々、一度でも彼と遭遇した人は、一発でその名のとおり、ピストルで打たれるほどの衝撃を受けてしまいます。


ずっと地道に音楽を続けてきた「竹原ピストル」さんがこうして大きな陽の目を見ることになったことは、ここNapでも過去に同じステージに立ってきたアーティストや全国各地で一緒に同じステージに立った数多くのアマチュアのミュージシャンにきっと大きな勇気や夢を与えたと想像いたします。


そして今日もNapでは目標や夢を胸に抱きステージに立つ方がいます。「人に歴史あり」と言う言葉のとおり、その一人一人に特別な個性があり、その者だけが求め続けている特別な音楽があるからこそ、この世界は面白いのだと感じます。


その昔、竹原さんが放った、「僕にはモチベーションという言葉はない」、という言葉を時々思い出します。とにかく歌うことが体の一部になっている人間、その時強くそう感じました。奏でる音楽、考え方や感じ方、思考も決して誰一人同じではないけれど、自分自身を信じ走り続けること。それが何より大事なことを彼は身をもっていつも証明してくれました。


この12月で16周年となるNapとしても、これからも、もっと多くのアーティストと出会う場所になれたら幸せです。そして、音楽道の一つの寄り道駅のような場所、修行のための道場のような場所、そのように皆さんに認められるハコの一つになれたらと願っています。


今年もあとわずか一ヶ月ですね。皆様も充実した一ヶ月を迎えられるようにお元気でいてください。そしてお近くにお寄りの際はぜひ足をお運びください。真剣に音楽に向き合うミュージシャンが多く集う「Nap」もよろしくお願い申し上げます。感謝を込めて。

Nap代表 竹村龍彦


おまけ:(竹原ピストルさんブログより。「レッツ☆ドサ回り!!神奈川/横浜 日吉Nap」編)





























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# by Nap-takemura | 2017-12-02 13:45
Napの考えること(その81)


「Nap16th Winter Songs」、というタイトルで皆さんに呼びかけたこのコンピレーションアルバムは、今年12月に迎える、Napの16周年を記念としたものであり、また、その数字にちなんで16組のアーティストを想定しました。テーマは「冬」、そして収録曲は4分前後に収めていただきたく皆様にお願いして始めた企画でした。

Napは幸せ者のライブハウスです。それがこうしてこのように実現し、且つ、こんな素敵なアルバムが出来上がったのです。

いま僕は仕上がった音源を聴きながらこの文を書いているのですが、目の前で生々しく演奏しているアーティストの姿が次々にはっきりと浮かぶ思いです。

今回の録音においては、通常ライブ(9月と10月)の二回のライブ音源から選曲しました。皆さん相当プレッシャーのかかるライブのはずだったと思いますが、それに臆することなく挑む姿がとても印象的でした。

16年と言えば、人間で言う高校一年生ですね。もしかしたら、この時期が一番感性が磨かれていく時かもしれません。Napもさらなる成長を遂げていけるよう精進いたします。

末筆とはなりましたが、短いスパンに関わらずデザインをお受けしていただいた、「世里香」さんに心より感謝申し上げます。毎回、想像以上の仕上がりに感服いたします。これぞまさにプロの仕事といつも感じます。改めて感謝いたします。

そしてそして、いつもNapに足を運んでくれるお客様にも心より感謝いたします。ライブは皆様のおかげで空気が揺れ動き、大げさに言えば、新たな音の生命が生まれくるのだと思います。

ぜひぜひ。これからもNap出演アーティストを応援していただき、足を運んでくださればと願っております。ここNapというこの場所だけに息づく空間をその実際の耳と身体とで、多くの皆様に感じていただきたいと心から願っております。

これからも皆様の心の隅に小さくとも、音楽のともし火が灯りますように、と心より願いまして、「Nap16th Winter Songs」の完成における感謝の言葉と代えさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
FISH RECORDS 兼 日吉Nap代表 竹村龍彦 (2017.10/31)







































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# by Nap-takemura | 2017-11-07 13:49

考えること(その80)



いよいよ、2017年7月29日よりitunes等々で配信が始まる、「原石Ⅵ」の最終ミックスの追い込みをこの時期特有の湿った暑い空気と戦いながら挑んでいる私でございます。皆様におきましてはいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回の原石シリーズもレギュラーから選出された12組の音源ですが、これまでの録音方法と違うところは、4月から6月までの3回にわたるライブ音源から一曲を選んだということです。


それぞれが代表的な曲の一つであり、また、ライブならではの緊張感と勢い等々による高まりはミックス作業中もひしひしと伝わってきます。彼らのオリジナル曲に込めた熱き魂の歌を多くのリスナーに感じ取ってもらいたいと心から願っております。


Napのレギュラー陣を中心に制作してきた、この「原石」シリーズもおかげさまで今回が六作目です。今少し振り返りますと、やはり、その時代その時代の世の中の空気のようなものも一緒に詰め込められているのだと感じます。


現在出演しているアーティストは、Napを開いた2001年12月、その翌年から毎月出演している筋金入りのアーティストもいらっしゃいますし、転勤やその他諸々の環境の変化などにより、一旦離れていたアーティストがまた舞い戻り出演してくださっているアーティストも多くいます。それが15年の重みなのかと感謝しつつ、感慨深いものがあります。


そしてまた、これからのNapの未来を新たに示す時でもあります。開店当時には少なかったアコースティックライブハウスですが、今では、ライブバー的なお店を含めると相当数あると思いますが、昔ながらのノルマ制で運営しているNapのようなライブハウスは、それに値する内容がより求められています。


当たり前のことですが、求められる価値がなくなれば、いずれたち消えてしまうでしょう。この15年間、Napが続けることができた原動力の中心は一体何であったのか、そして、これからの未来、ライブハウスに求められるのは何かをもう一度、原点に立ち返って考えることも必要です。


「果たしてなぜ、私は今も音楽を続けているのか。」私の中ではこれが原点であり、この店を始めたきっかけです。家でギターをつま弾いたり、レコード店で音楽を視聴したり、はたまた好きなプロの演奏会に出かけたりしながら、空気を吸うみたいに、自然に心はいつも音楽を求めていたサラリーマンの頃。


すでに一つの目標から心も体も離れ、日々の生活だけに追われる時期を私も経験しました。しかし、そんな頃も日記をつけるみたいに曲をつくり続けていました。つまり、何も中身は変わっていなかったことにだんだんと気づいたのです。


表面上はどこかの箱にしまいこんだのに、また知らぬ間に、目の前に、それが用意されている。そんなふうに、常に音楽がそばにいるのだと分かりました。何も特段に繊細に考えるものではなく、自分が単純に素直にすっと受け入れるべきもの。それが音楽なのだとわかった瞬間でもあります。


だからこそ、私は今もライブハウスという仕事は特殊なものだと考えることがあります。音楽が好きな人間が一番幸せな気持ちになる場所であり、裏方である私は、その一番良い顔を見ることができるということ。それが仕事冥利とも言えます。音楽も一つの娯楽といえばそうですが、音楽だからこそ特別な力が備わっていると感じます。


Napは何を大切に考えるべきか、それを常に自分に問いつつ、その時代時代の空気を肌に感じながら、これからもたくさんの音楽好きの人々が集う場所になれるよう、スタッフ一同精進したいと思います。 


そして末筆とはなりましたが、今月の、7/29より配信される、オムニバスアルバム「原石Ⅵ〜Move on〜」のダウンロードもぜひよろしくお願い申し上げます。

FISH RECORDS 兼 日吉Nap代表 竹村龍彦





























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# by Nap-takemura | 2017-07-04 09:35