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Napの考えること

by Nap-takemura

ステージ。

考えること(その97)



つい先日、久しぶりに某老舗のライブハウスに行ってきました。たぶん、その場所を訪れたのは10年以上ぶりくらいになるかもしれません。


以外にも雰囲気も店内も最初の印象からあまり変わりなかったのですが、肝心要のお目当のアーティストのパフォーマンスは一生懸命さがよく伝わる良いライブでした。


普段、Napでリハから本番まで何度もそのパフォーマンスを観ているはずなのに、この日は自分が客観的にお客さん側として行ったからなのか、歌も演奏もいつも以上に心に響きました。


ライブとは、直訳すれば、生演奏、という意味になりますが、その、生、という言葉の意味の深さをあらためて考えさせられました。


Napには時々、近所に住んでいる方がフリーでご来店されることがあります。ある日その方にお帰りの際お声をかけたところ、そのご夫婦は、アマチュアの方の演奏する姿にご興味があるとおっしゃいました。


その言葉をふとそこで思い出しました。ライブで演奏する曲のクオリティも重要ですが、ステージに立って一生懸命に歌う、わずか30分足らずの関わりであっても、そのアーティストの人生の一部を同じく共有する時間でもあるのだ、と。


額に汗をかき、目を閉じ、真剣に自分の音楽を表現するために演奏しているその姿に僕自身その日とても清々しい心持ちを覚えました。

今日もまた多くの場所で誰かがライブを繰り広げています。そうやってステージに立ち、一所懸命に歌う姿にきっと何かしら力をもらえる瞬間があるのでしょう。いまさらな話ではありますが、Napでもそのような時間を多くの皆様と過ごせる空間となることを願うばかりです!


天候の定まらない日々がずいぶんと続いておりますが、ぜひお近くにお寄りの際はNapにも足をお運びください。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019.6/13 Nap竹村龍彦































# by Nap-takemura | 2019-06-13 15:08

作家の三浦綾子さん。

考えること(その96)



ぼくがずっと尊敬をしている、今は亡き小説家の三浦綾子さんは、幼い頃から本の虫であったらしく、小学五年の時にはすでに長編を書き、当時それを読んだ受け持ちの先生がみんなに読んで聞かせたという。そんなエピソードをある本で今日初めて知りました。


1963年、朝日新聞社が懸賞小説募集した際に入選した「氷点」で一躍有名になった小説家として知っている方も多いと思いますが、小学生の頃にすでにその才能が芽生えていたのかと驚いた。小説家の多くが幼い頃から無類の本好きということは聞いたことがありますが、彼女もやはりそうだったんだな、と合点しました。


昔から無類の音楽好き、というのは確かにミュージシャンにも多い。ぼく自身は本当の意味で夢中になって音楽を聴くようになったのは、中学からだったと思いますが、何と言っても自分のラジオを持ったことが大きいです。しかし生まれ持った才能、というのは一体何だろうかと、ふと、また考えてみたくなりました。


Napはライブハウスだから、たくさんのミュージシャンに出会います。歌のうまい人、曲のセンスの良い人、MCの上手な人。それぞれに何かしらの才能を感じることが多いです。そして、そのすべてを兼ね備え、名実ともに売れた方の多くは、言ってみれば、その人だけの音楽ジャンルをつくったとも言えます。


邦楽で言えば、ユーミンこと松任谷由実やサザンオールスターズ、小田和正、さだまさし、尾崎豊、中島みゆき等々、いまでも多くのファンがいる音楽家にはそれぞれの個性がはっきりとあって、決して亜流ではなくってその人だけの言葉やメロディが確かにあるのがわかります。


しかしそこに至るまでの道のりには、生まれ持った才能だけでなく、心底、自分の音楽を追求するために歩んだあろう険しい道のりと、鋼のような根性(例えが古くてスミマセン)があったと想像します。これらは、自分に足りないものは何かと考えた時にいつもぼく自身、到達する事柄でもあります。


ついこの間もテレビで、幼い頃からクラシックの英才教育を受けていた、某氏が、あるきっかけで、アーチェリーにのめり込み、なんとたった四年くらいで、オリンピックに出るまでになった、というような話がありました。


この方ももちろん、その道の才能があったとは思いますが、どれだけの力をそこに注いたかは想像を絶する。誰しもがとっくに気づいていることですが、大なり小なり、名の知られた人間の多くは、皆ただならぬ努力をコツコツと重ねた結果なのだと改めて思うのです。


好きなことだから続けられる、と簡単に言われる時代ですが、好きなことが嫌いになるほどやり抜く強い気持ちを持つことは、決して容易なことではないでしょう。それとは対極の人間のぼくだからこそ、そのような人々をいつも心から尊敬してしまう。いわば応援する側に立つとでもいうのでしょうか。


でも、それも一つの才能といえば才能ですね。ファンあっての音楽でもあるし、スポーツもしかり、先の三浦綾子さんのことも同じです。本を読むたびに、心が元気づけられ、力づけられるのですから。いまでもその名前を冠した本を見かけると、つい新刊かどうかを確かめずはいられません。


大げさに言えば、どんな物事も双方向に連なって、その気になればいつだって知らない世界のすべてを手元に手繰り寄せることだって簡単なのかもしれません。ときに演者側となり、ときにリスナーやファン側になる。この二つの面を、結局ぼく自身もまた持っているのだと思います。


なんだか、とりとめのない文章なってしまいました。恐縮至極です…。


さてさて。今日はほっこりとあたたかな初夏のような日ですね。しかしまだまだ湿っぽい梅雨もやってきます。どうか皆様もご自愛ください。


そして、お近くにお寄りの際は、ぜひNapにも足を運んでくださいませ。たくさんの個性あるミュージシャンに出会えること間違いなしです! これからも宜しくお願い申し上げます。

爽やかな風漂う昼下がりにて。2019.5/27 Nap代表 竹村龍彦)





































# by Nap-takemura | 2019-05-27 16:13

感謝を込めて。

考えること(その95)


無謀にもその昔、竹原ピストルさんにミニインタビューをお願いしたことがある。ちょうど「Fukkouno-HANA2+LIVEbDVD」が発売された頃。手元にあるアルバムジャケットに書いて頂いたサインの日付は、2013.3.13とある。


その頃、Napでは、10minインタビューと称して、レギュラーアーティストの宣伝も兼ねて、質問形式でビデオインタビューをしてYouTubeにあげていた。そんなこともあり、関東ツアーでNapにもご出演くださった際に、ピストルさんに不躾にもお願いしたら、彼は快く応じてくれたのである。


が、しかし、インタビューをはじめてものの数秒で僕は後悔した。もちろん、完全素人のインタビューということもあるが、それ以前に、話を進めるにつけ、なんと自分のものの考え方は世俗的なんだ、と心で唸っていたからだ。そんな僕の稚拙で的外れな質問に彼は、ん・・・と言いながらも、なんとか言葉を探し繋いでくれていた。


おかげでインタビューは一応形にはなったが、終えてすぐ後、「マスター、もうちょっとキャッチボールをしましょうよ!」と例の人懐っこい笑顔と豪快な笑い声で言って、「またやりましょう。リベンジですよ!」と明るく言ってくれたことを今も覚えている。


DVDも含め2枚組のこのアルバムは、ボリュームもたっぷりで、ユーモアや遊び心があり、朗読もあった。タイトルにあるように、東日本大震災における被災者への彼の強い思いを込めたコンセプトアルバムでもある。


だからこそのアルバムの制作過程や、現在のほぼ毎日全国を飛び回りながらの彼の弾き語りライブにおけるエピソード等々たくさんお話を伺いたいと思っていたのだが・・・。何一つうまく聞き出せなかったことを急に、これを書きながら思い出してしまった・・・(苦笑)。


さて、光栄にもここNapからまた始まった、「令和」最初の5・20の「竹原ピストルソロ公演」3年ぶりのNap弾き語りワンマン。今では武道館を始め、大中小のどんなホールでもすぐにソールドアウトになるほどだから、抽選で外れた方からの問い合わせもここ数日間は特に多かった。


久しぶりにお会いした彼はいつもどおりの優しい笑顔で、同じスタンスで、僕らスタッフと接してくれていた。これまたいつもながらのマイペースでリハーサルに挑み、早々にサウンドチェックが終わると、すぐに、「マスターあとは勝手に少しやらせてください」、と新曲の練習やら、代表曲や昔の曲等々、時に確認し、時に本番さながらに歌い、激しくギターを1時間近くかき鳴らすのでした。


その間、僕はPA席でじっと曲ごとのバランスなどをチェックしつつ、この見慣れた光景を見て、やはり彼はアスリートそのものだ! と改めて思った。休憩のちょっとした合間にスタッフが竹原さんに、紅白や武道館などでオメデトウ、が続いてますね、と祝福を伝えたら、「いやいやまだまだです。ぜんぜん納得していません!」というニュアンスの話をされていたと後で聞いた。


「竹原ピストル」という人は常に自分と戦い続けているのだ。テッペンのない、限界を超えていこうとする強い意志を持った一流アスリートそのものだ。誰かと比べることではなく、自分の限界と戦い続ける。自分だけの道を更に切り開こうと全身全霊をかけている。その姿勢も思えば彼は昔から何も変わっていない。この日のリハーサルや本番での姿を見るにつけそう強く感じた。


本番での、野狐禅の時代の「じゅうじか」「カモメ」や、ソロになってからの「オールドルーキー」「よー、そこの若いの」等々を矢継ぎ早に歌っていく彼の唯一無二のあの歌声と機関銃のように抱え弾くギターの音色。あっという間の2時間だった。


前回、2016.6/2に行われた、Napワンマンの際に書いて頂いた、アルバムのサインには、「いつの日か恩返しできるようがんばります!」と書いていた。あれから3年。今回もまた同じようにアルバムにサインをお願いしたところ、そこには、「マスター、またうたわせて下さい!!」と書いていた。僕は思わず微笑んでしまった。


竹原ピストルさん、恩返ししたいのは僕達です。そしてNapのような小さなステージにもまたこうして立ってくれたことに感謝してます。今も昔もあなたは多くの弾き語りアーティストに夢と希望を与えてくださっているのです。


そのことがまるで自分のことのように誇らしく心より嬉しいのです。そんな風に思っている全国津々浦々にあるライブハウス等々の関係者や名も無きミュージシャンはきっと多いことでしょう。皆同じ気持ちに違いありません。またお会いできる日があることを祈ります。そしてこのツアーの成功を心より願っております! 感謝を込めて。


2019.5.23 Nap代表 竹村龍彦 スタッフ一同。

✳︎なお、当日の公演では、多くの皆様におきましては多々行き届かなかった点があったかと思います。何卒お許しいただき、今後ますますの精進をしたく存じます。)

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# by Nap-takemura | 2019-05-23 15:23

考えること(その94)



久しぶりに、竹原ピストルさんのワンマン公演が、来月、5/20(月)に決まり、スタッフ一同、今からとても楽しみにしているところです。新元号となる、節目の時にまたNapのステージに登場していただけることをたいへん光栄に思います。


メジャーデビュー前からずっとそのブレない姿勢は、2017年大晦日の紅白初出演でも、2018年12月22日の初武道館(余談ですが、この日がNap17周年でした。)ワンマンでも同じに感じました。ギター一本でどんな場所でも、あの、あぜ道をダンプカーで飛び込んでくるような迫力のある歌と演奏する姿は、まさに唯一無二の弾き語りアーティストだと言えます。


時代が追いつくという言葉がありますが、「竹原ピストル」という存在こそがそれを表しているのではないでしょうか。


現代はすべてがデジタルに囲まれています。当然に音楽の世界にも大きな影響を与えているわけですが、最近の流行歌には、きわどい言葉やインパクトのある言葉が目を引きやすいからなのか、そんな歌がとても多くなった気がいたします。


そんな中、やはり「竹原ピストル」の歌を聞くにつれ、同じインパクトのある言葉であっても、その中心には、常に、「あたたかい眼差し」のようなものがあって、ここそこにそれがちりばめられいることが分かります。その一つをとっても彼が唯一無二の存在感であることを感じてしまいます。


彼の歌には長い時間をかけ耕した畑のように、様々な栄養素のようなものがあって、まるで知らず知らずのうちに効いてくる漢方薬(例えが変ですね、苦笑)のようです。それが聴くものの根っこにある魂を揺さぶってゆくのです。


そしてまた、本当のオリジナリティはすぐには完成できない、けれど、それを諦めずに追求することの大切さも彼は伝えているようにも感じます。


いまも昔もずっと多くのミュージシャンに勇気と力を与えてきた、竹原ピストルさんの久しぶりのNapワンマン公演をぜひ多くの皆様とともに楽しめたらと心から願います。


新しい元号「令和」の最初の5月のとっておきの、「竹原ピストルワンマン」。

日吉Nap共々、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2019.4/15 Nap代表 竹村龍彦・スタッフ一同。







































# by Nap-takemura | 2019-04-15 20:21

春うらら。

Napの考えること(その93)



RCサクセションのアルバムの三作目「シングル・マン」を久しぶりに聴いた。彼らがやっと世間で認められ始めた頃に、再発売(最初のリリースは1976年4月21日)という形で1980年に出されたアルバム。僕も気になっていてやっと手に入れた一枚でした。


当時、初めて針を落とし聴いた時には、正直、「スローバラード」以外はよくわからなかった。アルバム全体を通してフォーキーさもあり、ソウルもありで、捉えどころがなく、攻撃的、且つ、鬱々としたような忌野清志郎の歌声には鬼気迫るものがあった。


その頃の彼らはロックバンドスタイルになった賑やかでPOPな「RCサクセション」というイメージが自分の中に定着していたせいだろうか。


一方、「甲州街道はもう秋なのさ」等々の、予定調和じゃないコード展開や、彼独自のナチュラルでありながらもラジカルな歌詞には新鮮な驚きがあった。忌野清志郎という人間の一筋縄ではいかない強い個性と才能が溢れ出していた。


こうしていま改めて聴くと、時代性はもちろん感じるが、音や編曲、演奏、そして独特な彼の歌い方も含め、いまもって新鮮だし、でも、やはりたくさんは売れない気もしないでもない・・・。


が、しかし、ここまで音楽を自由にやりたいようにレコーディングしたメンバーや制作関係者には尊敬と憧れの念を持ってしまう。


その後、忌野清志郎はやがて「タイマーズ」を結成して例のパフォーマンスを繰り広げていくのだが、その伏線はこのアルバムにも多く含まれているとわかる。


音楽の面白さは、このように、時代を経て新たにみえてくる(聴こえてくる)世界があること。そしてそれぞれの人生の来し方によってまったく違う世界が広がるであろうと思うことだ。


そんなふうに自分の音楽を記録に残せたなら幸せなこと。何も彼らのように有名にならずとも、たった一人にでもその想いを届けられたら同じくとても幸せなことです。


実際にその意味に違いはなく、家にいる時にふとした瞬間、頭の中に意図せず流れくる音楽がNapの出演者の歌だった、ということもある。


音楽には大きなフィールドで聴くのによく似合う曲もあるし、ひっそりと個人的にパーソナルなものとして聴くに似合う曲も当然にある。


とどのつまりは、いま自分がリアルタイムで何を表現し、何を伝えたいか。それこそが重要なのだ。この名作、「シングル・マン」にはそんな忌野清志郎の魂の叫びのようなものがたくさん詰め込まれている。


さてもう、春うらら、という言葉が似合うこの頃。日も長くなり、花粉も残念ながら(苦笑)飛び交い、元号も変わるこの年。何かを始めるにいまより遅いことはない、と誰かが言ってましたが、まずは一歩、いや、半歩でもいいから、前に進みたいものですね。


お近くにお寄りの際は、Napにも足を運んでくださいませ。そして、まだNapのステージに立ったことのないミュージシャンの方なら、ぜひ今年にご縁があると嬉しいです! これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019.2/27 Nap竹村







































# by Nap-takemura | 2019-02-27 15:59

エッセンスを!

Napの考えること(その92)



元号が変わる2019年。人によってはこれからは西暦だけでいいのに、なんて方もいらして、日本人だけが強く意識する事柄であることにふと気づいた今日この頃です。


さて、それはともかく、もう早、2月になりますね。正月ボケというのも終え、皆様も日常のあれやこれやに揉まれ、すっかり日々忙しい時間を過ごしている頃かと存じます。


Napもレギュラーの方や新人さんなどが出演し、いつもながらの光景が広がり、だいぶ普段どおりの空気を取り戻しつつあります。新春一月のNapのお題は、「Dreams」でしたが、出演者の皆様が歌や今年の抱負を語るのを聞き、あらためて日々それぞれの生活の中で戦いながら音楽を大切にされてるのだなと思った次第です。


ライブを見聞きしながら、具体的に感想をすっと言えるアーティストもいますし、なかなか自分には本人の表現したいものの半分も理解できそうにまだないな・・・、ということも当然あります。どうしても個人的な嗜好がそこには影響を与えていることは否めません。


そこでふと思いました。結局はどの世界でもそこを仕切る代表の人間の個性が強く反映されるのだ、と。とても当たり前なことですが、ひろく言えば、日本も含む世界の国々も然り、小さく構えたこのNapなら尚のはず。その大小にかかわらず、そこを仕切る代表者である少数の人間がその世界の空気を決める大きな要素である、と言うこと。


そんなことに新年早々行き当たった訳ですが。当然に世界のことについてここでは触れることなく(当たり前!)、自分の店であるNapについて考えたいと思います。


「あたたかさ」とは何か。それを中心に据えたいとNapの理想にずっと掲げていますが、なんたって、音楽が要のライブハウスですから、そこに出演するアーティストが主役です。スタッフは裏方。この線引きも大切な一つだと考えています。そして、主役であるアーティストが奏でる音楽。これがNapの個性をつくりだしているわけですね。


去年はずいぶんと新人さんにアプローチしてきました。おそらく、17年で初めてのことです。つまり動画やSNSを通じて、これと思った方にオファーしました。まあどこのブッキング担当者でも普通に行なっていることと思いますが・・・、そのご縁で今年も続けて出演してくださっているアーティストも多々おります。光栄な限りです。


僕が音楽を始めた頃は、完全に能動的でなければライブハウスには出られませんでした。いわゆる完全オーディションのみ。当時は「ぴあ」という雑誌があり、ライブハウス欄にオーディションデイが載っていて、そこに応募して、2曲くらい歌って審査結果を聞く。そんなパターンが多かったと思います。


動画やSNSがあれば現代と同じに、ライブハウス側からのオファーもあったかもしれませんが、当時は圧倒的にハコの数が少ない、イコール、厳しい審査、ということもあったので、人気のハコはそこそこの力と個性がないと出られないので、そこにレギュラーで出演できるだけで小さなプライドが持てた気がいたします。


現代はいわゆる待ちの姿勢(受動的という意味)であってもライブハウス側からどんどん、オファーが来ると聞きます。70年代とは違い、数多くのハコがある現代は当然、運営方法も変わってきました。もちろん、ここNapも例外ではありません。まして昔ながらのノルマ制の場合は、そう簡単に、誘われたからやります! とはいかないことでしょう。


それでもNapのステージに立ち歌いたい。音楽によってここで何かを伝えたい、表現したい、そんな想いを持ったアーティストに応えるために必要なものは何か。それがNapの永遠のテーマでもあり、今年中にはぜひ見つけたいものです(笑)!


うまくまとまらない文章になりましたが(すみません)、ずっと長く出演しているアーティストを観るたびに僕は思うのです。その音楽性のみならず、その音楽に向ける姿勢、そのことこそが自分の胸を打つのだな、と。


歌が上手かったり、曲が良かったり、容姿がステキだったり、それも良いに越したことはありませんが、僕自身はそのことよりも、その方の音楽への姿勢、真剣に自分を前に向かせようとする手段として音楽と格闘している人たち。そこに共感を覚えます。


だから、もしこの文章を読んでくださった方の中に、自分にはまだ実力がない、歌もまだまだだし、どうやらプロにはなれそうにないなあ・・・、などと考えて足踏みしている方がいるなら、Napはそんな基準でステージに立つ、立てない、などとは考えていないことをぜひ知っていただきたいです。


大切なのは真剣に音楽で表現したいことがあるということ。そして、少しでも自分のため、誰かのため、届けたいという気持ちがあって、たった一人だけでもいいから、心から音楽という手段で伝えたい。そう思っている方は勇気を持ってぜひNapにご連絡ください!


そして、その歌や演奏に心から願うのは、ほんの少しでもいいから、光というスパイスをふりかけてほしい。ただ湧き上がる感情だけで創作するのではなく、そこに光を探し、希望というエッセンスを散りばめてほしいと願います。


飾り立てた言葉ではなく、心から自分でそう願い、寄り添う気持ちを持って創作と格闘して完成された音楽はきっと誰かの心だけではなく、自分をも揺りうごかすことになると僕は信じます。それができた時に初めて音楽だけが持ち得るマジックに出会えるのかもしれません。


話が長くなりました。恐縮です。


インフルエンザが流行の兆しの見える今日この頃ですが、温かい飲み物や部屋でゆっくりとした時間も大切にしたいものですね。皆様もご自愛ください。

Napは地下ですのでどこよりも暖かです(笑)。お時間が許す限り足をお運びください。


真剣に音楽に向き合い、楽しもうとしているパフォーマンスを観にきてください。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2019.1/27 太陽の日差しが気持ちの良い日にて。日吉Nap 代表 竹村龍彦


★追記:好評につき、第二弾のフリーライブ、その名も、「Free Live~Napの自由時間(名刺代わりの2、3曲)~)」を、2019年2月11日(祝月)開催することが決定いたしました! ぜひまた多くの方々のご参加、心よりお待ち申し上げます!!

(詳しくは当サイトhttp://www.hiyoshinap.com をご参照くださいませ。)


















































# by Nap-takemura | 2019-01-27 14:30

心温まる。

Napの考えること(その91)



新しい年を迎えました。明けましておめでとうございます。

2019年が皆様にとって平和で穏やかな一年でありますように!!


おかげさまで「Nap」も18年目を迎えます。

今年も心温まる空間づくりと、たくさんのアーティストとお客様をつなぐ場所を目指し精進したく存じます。


今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019.1.1元旦 日吉Nap 代表 竹村・スタッフ一同


★追記:2019年新春1月20日(日)に、「平成最後のNap大新年会 「Free Live~名刺代わりの2、3曲~」を開催いたします。振る舞い酒(無料)もございます。多くの方々のご参加、心よりお待ち申し上げます!!

(詳しくは当サイトhttp://www.hiyoshinap.com をご参照くださいませ。)

















































# by Nap-takemura | 2019-01-01 00:02

17周年。

Napの考えること(その90)



おかげさまで、昨日の12/22で、Napは17周年を迎えることができました。折しも「竹原ピストル」さんの初武道館ワンマンが行われました。個人的にも感慨深いものがあります。


改めて、これまでご縁があった多くの出演者の皆様、そして足を運んでくれるお客様にお礼を申し上げたいと思います。


あと、一週間もすれば、2019年ですね。元号も変わる年ということで、来年がより良い年になればと願うばかりです。


12/21にはこのわたくしも対バンの方や古い友人とコラボなんぞをしました。ステージで歌うことの不思議な心持ちを一段と感じる日でした。


そんな日の帰り支度の中、某アーティストとの雑談中、ふと、こういう場所で歌う時の感覚は他では味わえないんだよな、と言った言葉が胸に響きました。そうなんですよね、と相槌を打ちながら、自分もこうしてまだ歌うことの大切さをまた教えられたような気がいたします。


こうして仕事の中でも、人と人との関係性により紡がれていく毎日をもっと大切にしなければと心から感じた日でもありました。


さて、残りわずかとなった2018年。皆様も風邪やインフルエンザにお気をつけください。良き2019年を迎えましょう! 年内もぜひお時間が許す限り、ここNapにも足をお運びくださると嬉しいです。重ねてよろしくお願い申し上げます。感謝を込めて。

2018年12月23日 日吉Nap代表 竹村龍彦
































# by Nap-takemura | 2018-12-23 14:53

Napの考えること(その89)



昨日になって我が家では暖房をつけました。マンションは気密性が高いのでなんとかこれまで平気でしたが、急に寒くなりましたね。風邪やインフルエンザの時期となりました。どうぞ皆様もご自愛くださいませ。


さて、あと数日で12月ですね。おかげさまで、Napも無事17周年目を迎えます。改めて皆様には心より感謝申し上げます。


2001年12月のオープンから、ほぼ人づての認知だけで運営ができていたことが今では奇跡のように思えます。法人組織でありながら、個人商店のようなこのお店は、一日一日をいかに充実した日にできるかを、一番の課題に運営してきました。


営業や宣伝に力を入れる余裕もない中、数多くの方にこれまでご出演いただき、そしてイベント開催でのご利用もございました。この17年の間にNapのあるこの街、日吉も多くの変化がありました。好きだったお店も随分となくなり、少し寂しい思いもしたりします。


しかし、時代はこのように常に刻一刻、日々少しずつ変化している訳で、youtubeやSNS等で発信するアーテイストの動画など観て強く感じるのは、圧倒的な女性アーティストの多さです。そして音楽的レベルの向上です。すぐに求めるほとんどの情報(音楽においても)が手に入るネット社会の恩恵なのでしょうか。


しかし、一方で、個性の平均化や本当の顔の見えないバーチャルでのやり取りの危うさです。その意味でもまずは現実世界での関わりである、ライブで知り合えることが理想と考えます。そのための営業というのはやはりどんな業種であれ、一番むつかしく、且つ重要なのだ、と強く感じる今日この頃です。


ところで、Napはどのようなスタンスでブッキングしているのか、と問われるのならば、「Napでの通常ブッキングは、アマチュアメインですが、その音楽的スタイルや音楽的レベルを中心に重きを置くのではなく、音楽を楽しむ、という姿勢をまずは第一に掲げたい。」と、なるのかもしれません。


限りなくプロを目指す方、ライフワークとして音楽に向き合う方、そんな様々なスタンスのアーティストが、単に経験の浅い、深いでは、測れない個性や才能を実際のライブを観て感じられて、結果、互いなんらかの刺激を受ける一日。それがNapの通常ブッキングの理想です。そして同じくご来場くださったお客様もNapライブにより、多種多様な音楽に触れるきっかけになることも願いの一つです。


もちろん、アーティスト主催の企画イベントも多く開催しております。少しでもNapにご興味を持ってくださる方がいらっしゃるのなら、まずは一度、このNapという空間でライブをしていただき、同じ空気を共有することから始められたら幸せです。


そしてここ横浜の小さな街、日吉にある「Nap」で、何かしらのご縁があって、多くのアーティストの足跡を残していただくのなら仕事冥利であり、とても光栄なことです!


さてさて。残り1ヶ月と少し、音を楽しむと書く「音楽」を字ずらどおりに向き合える日々となればと祈ります。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年11月23日 日吉Nap代表 竹村龍彦






































# by Nap-takemura | 2018-11-23 15:03

十人十色。

Napの考えること(その88)



ここ最近のTVでますます多くなったと思うのが、「健康長寿の方は〇〇を食べている!」 などというテーマの番組です。。大概、すでにそれってきっと誰でも体に良いと知ってますけどー、という食材ばかりですが、スポットの当て方がうまいので、ついまた見てしまいます。


そんなTVを見ていつも思うのは、人間、年齢では測れません、という当たり前の結論。


学生時代は先輩後輩などの序列もはっきりしていますし、社会人になっても誰それはいくつ上だとか、下だとかいうことで、敬語になったり、タメ口になったりというのは確かにありますが、しかし、人間、十人十色ですし、年を経るごとにますます実年齢と身体との相関数も測れなくなっていくような気もいたします。


そんな意味も込めて、もういくつになったから音楽はやめる、とか、何歳になったからもうプロを目指すのは諦めるとか、それ自体、今の時代では、少しナンセンスなことなのかもしれません。


しかし、いま思い出しました。かく言う私も、もう今年で○歳になったから、もうバンドはやめた! とか、好きなようにやるからもう事務所なんて関係ない! などどいって尖っていた(良い意味で)時代がありましたー。


そして、ギターをさわることも少なくなり、海ばっか行っては遊んで、仕事をしては、また遊んで、っていう。まあ、決してネガティブな心持ちではなかったけれども、決して建設的でもない。そんな時代があったことを思い起こした次第です(苦笑)。


閑話休題。


さてさて。ますます冬の気配が漂う毎日となりました。風邪やインフルエンザや健康管理が大切な時期ですね。皆様もくれぐれもご自愛ください!


そして、好きな音楽にたくさん出会える残り二ヶ月となることを祈ります。

Napも素晴らしいアーティストがたくさん出演していますよ! 

年末に向かい、ぜひNapにも足をお運びいただきまして、皆様と共に素敵な音楽を一緒に楽しめたら幸いです!

2018.10.30 Nap代表 竹村


























# by Nap-takemura | 2018-10-30 15:20