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Napの考えること

by Nap-takemura

Thinking

考えること(その110)



自粛が解け、休業要請も解除され、人々のライブハウスへの拒否感も少し和らいでいくことを願いながら6月は無観客でライブを少しずつ再開しました。


このような時期に関わらず、ご出演くださったアーティストの皆様に心から感謝するとともに、投げ銭で応援してくださったお客様にも心からお礼申し上げます。


Napはこの機会にもう一度原点に立ち返りまして、「気持ちよく演奏ができて、心地よく聴いていられる場所」を理念に、ご来場くださった方が思わず、うたた寝(Nap)してしまうような空間づくりを目指し努力を重ねたいと思います。


この一ヶ月の間のわずかな本数のライブでしたが、久しぶりにお会いしたアーティストの歌のすべてがとても新鮮に聞こえました。店内に鳴り響く音に壁も床もステージも楽しかった、と喜んでいました!!(笑笑)


7月もまだまだ平常からは程遠いライブ数ではありますが、感染予防に徹しながらの通常ライブ(入場数制限あり)を行います。無観客ライブの対応もしております。


また、状況により昨日のように対バンがなく1組ということもあるかもしれませんが、直前のブッキングも対応できます。無観客ライブもOKです。


7月は割引もございますので、思い立って急にライブしたい、という方はぜひお気軽にお申し付けください。

以上、何卒今後ともよろしくお願い申し上げる次第です。

2020.6/27(日)日吉Nap/有限会社FISH 代表取締役 竹村龍彦


追伸。

(Tシャツ第二弾「Thinking』予約販売受付開始いたしました!!>

 今後もNapでは、店舗運営維持費を賄うための、ネットショップでの展開も力を注いでいるところでございます。引き続きご支援を賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。

 早速ですが本日、「Thinking」、という文字をデザインしました、NapTシャツ(第二弾)の予約販売を開始いたしました。今回の締め切りは少し短めですが、七夕の日、7/7(火)11:50までとなります。

 今回のデザイン文字である、「Thinking」はこのブログのお題「考えること」をモチーフにいたしました。とっておきの持ち札を使いました!(笑笑) Tシャツのボディ色やロゴのカラーも夏から初秋にかけて着て頂けるようなイメージで制作しております。

 また同じロゴを施したトートバックもご用意いたしました。こちらは生地が薄いバージョン(マチ付きとマチ梨)と少し厚い生地のバージョンを取り揃えました。

すでに一つ二つ持っている方も多いと思いますが、ビニール袋や紙袋が有料となるこの機会にぜひ、Napのオリジナルトートバック(初商品化)もアイテムの一つに加えてくださると幸いです。重ねてよろしくお願い申し上げます。

日吉NapON LINE SHOP

https://hiyoshinap.thebase.in


<Napその他SNS>

・公式HP http://www.hiyoshinap.com

・公式Facebook https://www.facebook.com/hiyoshinap

・公式Youtube https://www.youtube.com/user/nodutatane/videos?view_as=subscriber

(ぜひチャンネル登録もお願いいたします!)




















































# by Nap-takemura | 2020-06-29 21:06

Need Artist Power!

考えること(その109)



この世界を席巻している新型ウィルスでは、様々な業種が大きな打撃を受けています。同じくこのライブハウス業界も例外(というか、だいぶ注目されましたね、苦笑)ではありません。


そんな中、僕自身は、自分の店の支援を募るアクションを起こすことに少しばかり躊躇していましたが、自信を持ってこの店を守るんだ、という強い意思を持ったライブハウスはすぐに行動に移しました。その勇気のある行動力に心から敬服いたします。


自分はどうするのか。その答えが出ないまま、毎日、目の前にあるキャンセルや日程変更の仕事に追われ、ふと気づくと世の中はさらなる自粛延長や休業要請がやってきて、いよいよ腹を決めないと前に進めない。そう感じ始めた頃になって初めて、もう考えるのはやめて行動に移そうと決めました。そこでまずは取り掛かったのが、このオンラインショップです。


すでにもう多くの店が取り組んでいることは知っていましたが、これならば自分も躊躇なく矛盾なく始められそうだ。とは言いつつ、肝心要の商品はないし、すぐには作れない。ならば少しおこがましい気持ちもあるけれど、過去に作った周年記念のグッズ、自分のCD。それらを少しでも店舗継続の資金繰りに役立てよう。そう考えました。全く素人考えも甚だしく、恥ずかしい限りではありましたが・・・。


その後、写真を撮ったり、文言を書いたりしながら、やっと、5/7に遅ればせながら、SHOPをオープンすることができました。そうこうしてアップしたその日の夜にすぐ多くの方から反応がありました。これには本当に励まされました。言葉にならない、とはこのことです。改めて皆様に心より感謝申し上げます。


そしてスタート直後から草案していた新商品のTシャツもアイデアがやっとまとまり、具体的に形となったのが、先週の木曜日(5/14)です。このようにまだまだ、ひよっこの、「Hiyoshi Nap On Line Shop」ですが、今また新商品の開発にも力を注いでいるところです。ぜひこれからもご注目いただけたら幸いです。


この新型ウィルスの脅威はこの先の見通しが簡単に読めそうもありません。天気を読むより遥に難しそうでもあります。がしかし、今はできることを粛々と私たちも行動に移したいと思います。人事を尽くし、という言葉どおり、やはりあとで悔いの残らないようにしたいものです。


さて、来月の6月から前と同じようにとはいきませんが、Napでも店舗営業も始める予定です。状況が変わればまた別ですが、ステージに立って、思いきりギターやピアノを弾いて、伸び伸びと歌いたいと思う方は多いと思います。(スケジュール等アップも遅れていて申し訳ありません。近日中にご案内いたしますのでご了承願います。)


人はパンのみに生きるにあらず、という言葉もあります。経済だけでなく、文化やスポーツを自由に楽しめる日が一日も早く来ることを祈ります。皆様もお元気でそしてお体を大切にまたお会いできる日を楽しみにしております。


ぜひ、Napオンラインショップ共々、日吉Napをこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます!!

2020.5/18 少し肌寒い(これから夏に向かってるはずだよね?)朝に。感謝を込めて。日吉Nap 代表 竹村龍彦


(宣伝させてください!)

新商品の第一弾「Tシャツ」「Need Artist Power」!! 

「Hiyoshi Nap ON LINE SHOP」

https://hiyoshinap.thebase.in

予約締切 5/25(月)23:50まで。



































# by Nap-takemura | 2020-05-18 11:59

ラブレターのように。

考えること(その108)



自粛もこれだけ長くなると誰でも鬱々としてくる頃です。人は世の中とのつながりを肌で感じ、世間の空気を感じ、社会の声を聞きながら、呼吸するようにそれを吸ったり吐いたりすることで成り立っているのだと知らしめられる日々を僕も送っています。


会社に行けば多くの諸問題や人間関係に煩わさせれることも僕自身経験がありますから、こんな時節、公に国や自治体に家にいなさい、なんて言われ、しかも大きな会社なら給料も保証してくれるでしょうし、まるで世界中、人類だけが長い長い春休みをもらったようです。もちろん良くない意味ですが・・・。


自粛(休業)要請から二週間たった際の先日のニュースでは、海や商店街等々に多くの人々が足を運び、決して悪気はなく行ったはずとは思いますが、報道では悪者のようにキャスターたちが口を揃えそれを伝えていました。


国や行政が振りあげた旗の意味は、国民全員が一致団結して、完全なる自粛をし、短期間での収束を目指すことで経済も含め元の生活を1日も早く手に入れましょう。そういう考えのはずだったのに、その多くのことが伝わらなかったということは誰しもが認めるところです。


小さな子供がいる家庭や狭い部屋の中で精神的に参ってしまうからと外に出かけた人もいたことでしょう。命が大事です、と政府や首長が口をすっぱくして連呼しても、多くの人間の目の前に見えるものはほとんど変わっていないように見える。


生活もあるし、ましてや自分の周りに生命の危険にあっている人間が見えてこない。想像力の欠如と言えばそれまでですが、事実としてわかる材料が少ないことも要因にあるかもしれません。


しかし今も必死になってそれこそ命の危険を顧みず戦っている医療関係者、宅配業者の方々がいる。また一方で決して忘れてならないことは、明日生きていけるかさえ不明な人々がいること。貧しくて誰からの支援も受けるつてさえ無い人々がいること。


テレビを持てない人や相談室の番号を知り得ても電話がない人、かける気力さえ失った人もいるかもしれない。今の世の中の動きさえ知らない人だって多くいるかもしれない。


民放のテレビはスポンサーで成り立っているから、暗いニュースはどうしても避ける傾向にある。ジャーナリズム精神を持った番組も年々少なくなってきた。そんなふうに考えたり思ったりする事はきっと皆様も同じだろうと思う。


でもそんなことを言っている自分はどうか。視野広くこの事態を見ているか、 と問われたならば、すぐにyesと答える自信が僕にはない。結局、自分自身こそもっと前に進むべく強い気持ちを持たなければならない。そういう思いも浮かんでくる。


ライブハウスはこの新型ウイルス発症の始まりの頃に何度もメディアで連呼されたからある意味、いまはどのような状況にあるのか、また、これからどのような方向になっていくかに興味を持たれる方も多いかもしれない。


いくつかのライブハウスでは具体的にクラウドファンディングで支援を募ったり、グッズを販売したり、募金をしたり、それぞれの中で格闘している。同じ業界の端くれとしてその行動力に敬服するばかりです。


ライブハウスは今も昔も淘汰されてきました。しかし何もこの業界に関わらずどのような職種であっても淘汰され続けていることに変わりありません。それにより業態自体が進化し成長することにつながっていることも確かです。


古くて新しい問題とも言えますが、現在少し違うのは、すべての業種がその危機に立ち会っているということでしょう。


Napはいまだ皆様にこれからの具体的な未来像を示していません。ご心配くださっている皆様に感謝しつつ、今しばらくお待ちくださることをお願いする次第です。


いま一番に思っていることは、単にこの店を続けることだけに集約して物事を考えてはならないな、と自分に言い聞かせています。決して余裕があるわけではなく、これまでNapで大切にしてきた事は何であったかということ。そのことをしっかりと守りつつ、継続できる道を必死に考えているところです。


いま現在すぐにできることとして、少しずつではありますが、facebookで「Napアーティスト紹介」を書いております。それぞれの立場で人知れない苦労をしているであろうNapの出演者にラブレターでも書くようなつもりで毎日綴っているところです。

facebook.com/hiyoshinap/


僕自身、自分の音楽をたくさんの人に聴いてほしい、知らない誰かにもっと知ってほしい。そんな自己存在として歌という表現を用いることを最善と考えて生きてきた者の一人として、正直な気持ちを大切に、これまでに(またはこの先も)出演くださるであろうアーティストの顔を浮かべながら書いています。


小さな店の一つであるNapも、皆様と同じように自分がいまできるやり方で戦い、この苦難を乗り越えたいと思います。どうか皆様と元気な姿で、元どおりの顔とはいかないかもしれませんが(何しろ僕はもう2ヶ月以上も髪を切っていないのですから、苦笑)!


また多くの皆様とNapのステージでお会いできることを願い、希望し、心より祈るばかりです。

重ねて今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020.4/27 Nap代表 竹村龍彦・絵津子

















































# by Nap-takemura | 2020-04-27 19:01

Napらしさを求めて。

考えること(その107)



人が大人と認められるまで20年。Napはこの4月で開店から18年と5ヶ月、人間で言えばアイデンティティを確立するにはまだまだ時間が必要です。


昨夜、政府より緊急事態宣言が出されました。ここNapでは、5/6(祝水)までの営業自粛することといたしました。この先の見通しは不透明なことが多く、いまだ不安要素は多々あります。


が、しかし、NapはNapらしくをモットーに、これからも自分たちの信じるやり方で進みたいと思います。


そんなことで、まずは引き続きNapでは営業自粛することで、これ以上の感染拡大を防ぐことに努めることといたします。


たくさんの方が私たちの仕事を気にかけてくださることに感謝です。きっとそれぞれの立場でご苦労されていると推察いたします。そんな中、皆様のお気持ちは大きな励みになっております。誠にありがとうございます。


Napではこの1ヶ月間の自粛を終えた後、少しでも新しい顔を見せられたらと計画中です。ご期待ください!


これからも皆さんに愛されるような、音楽を楽しめて、自分の表現の場所としての、憩いの場所としての、「Nap」であることを目指します。

何卒今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020年4月8日 Nap代表 竹村龍彦・スタッフ一同









































# by Nap-takemura | 2020-04-08 12:12

いまこそ!

考えること(その106)



いま日本のみならず、世界中を混乱の渦に巻き込んでいるこの新型ウィルスの脅威。奇しくも、3月は東日本大震災を含め様々な大きな出来事があった月です。昨年は特に異常気象による自然災害もとても多かったです。


ライブハウスも毎日のようにニュースで報道されたこともあり、万全なるよう神経を使いつつ営業を行なっているところです。このことは私に、これまであらゆることを他人事のように感じていた自分を知るきっかけにもなりました。


例えば、自然を相手にする農家の方々は近年、このような気持ちを毎年感じていたのだと。ことあるごとに苦難と闘っていたのだということ。そのことが本当の意味でわかるようになりました。


また、記憶もまだ生々しい東日本大震災で復興に立ち向かった人々。そのたゆまない努力とそれに挑み続けている勇気ある人々を思いつつ、心から敬意を覚えます。


今は一日も早い収束を願うばかりです。こんな時も希望を失わずにいたいものです。

私は小さなライブハウスに携わる者ですが、音楽を身近なものとしてこの手に取り戻すための知力を試されていることを感じます。


病に伏せている方もどうか一日も早いご回復を祈ります。

そしてまた多くの方と音楽を通じ、お会いできる日を楽しみにしております。


ここしばらくは通常のライブ形式が保てない日もあるかと存じますが、何卒今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020年3月21日 Nap代表 竹村龍彦































# by Nap-takemura | 2020-03-21 14:54

はじまり。

考えること(その105)



あっという間に2月になりました。世の中は2020年になって、ずっと言われ続けてきた気候変動の話や新型ウィルスの収束の行方等々、新旧様々な話題が大小様々なメデイアを賑わしています。


ここNapでも約1ヶ月過ぎましたが、出演者の方の歌やMCを聞くにつれ、一人ひとりの物語はまた別個にあって、そんな世の中の流れの中でもしっかりと自分の場所で立って奮闘している姿をみることができます。それが自分の力にもなるし、音楽の力でもあることを改めて思う今日この頃です。


さて、もう新年の挨拶も消えて、花粉も気になる時期ですね。個人的なことで恐縮ですが、僕は昨年暮れから始めた部屋の片付け(いわゆる断捨離)にやっと終わりが見えてきました・・・・(苦笑)。


誰かも言ってましたが、シンプルにすることは何も思想だけでなく、物理的にも必要なことなんだなあとしみじみ感じます。小さな達成感を感じるほどでした!


Napは今年も少しずつプチリニューアルを計画しています。企画内容も含め、Napらしさとは何ぞや、をテーマにしていきたいと考えております。


重ねてこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

(窓辺にすっぴんの太陽が気持ち良く届く朝にて。)

2020年2月8日 Nap代表 竹村龍彦 




























# by Nap-takemura | 2020-02-08 13:04

スーパー職人。

考えること(その104)

人間の骨は5年ほどで新しいものになるそうですが、考えてみましたら、Napの機材もほぼ新しく変わっていることに気づきました。

18年も経ち音響だけでなく、店内の建具や空調設備等々も適宜メンテナンスをしてきましたが、Napにはスーパー職人さんが二人おられます。

その一人は音響関連でいつも適切なアドバイスをくださる、Kさん。そしてもうひとりは、Napの開店から経験豊かな技術とセンスをもって、あっという間に速やかになんでも解決してくださる、スーパー大工さんの、Aさん!

そんな二人のスーパー職人さんのおかげで Napは理想のカタチをこれまで長くキープすることができていると感謝しています。いつもありがとうございます! Napはつくづくも人にも恵まれてきた店だなと感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、2019年もあと1日となりました。今年は自然災害が多くて国内どこもかしこも何らかの被害がありました。

まだまだ復旧できずに不安な中、新年を迎える方もたくさんいらっしゃると思うと胸がいたみます。1日も早い復旧を心から祈ります。

悲しいこと、苦しいこと、憤るようなことも毎年ありますが、良いことや楽しいこと、嬉しいことも数えれば今年も沢山ありました。それを数えながら新年を迎えたいと思っています!

2019年もたくさんの皆様がご出演くださいました。そしてご来店くださいましたお客様にも改めて感謝申し上げます。

インフルエンザや風邪など、手洗いやうがい等々しつつ皆様もご自愛くださいませ。
来年が皆様にとって更なる良い年でありますように!!
2019.12/30 Nap代表 竹村龍彦 スタッフ一同。






































# by Nap-takemura | 2019-12-30 20:38

仕事冥利。

考えること(その103)



来年の東京オリンピックではここ横浜日吉にある、慶應義塾大学が英国代表チームの事前キャンプをホストとして受け入れるそうです。そのせいかどうか、最近はよく外国の方を街に見かける気がいたします。


そしてまた、新しい駅(すでに開通した駅もありますね。)もいくつかできるようで、日吉へのアクセスも増えることでしょうし、ますます活気のある街になりそうな予感です。


さて、今年もあと1ヶ月を切りました。今日は暖かですが、昨日は雨風が激しかったりでジェットコースターのような毎日ですね。どうか皆様も体調管理にはお気をつけくださいませ。


毎年この時期に感じてしまうのが、何かをやり残した感、です。Napは2001年12月生まれなので、開店から18年となりますが、この18年間には多くのライブハウスが生まれました。その中でNapも他の店同様に「Napらしさとは何ぞや」、を追求してきたつもりです。


毎年、世の中の空気も微妙に変化を遂げていることを感じます。テクノロジーの発達の影響も多いと思います。その中でNapも自然と変化した部分もありました。しかし、原点だけはこれからも忘れないように心がけたいものです。


その原点は何と問われたら、その真ん中にあるものは、音楽で自分が救われたように、音楽で誰かの心を揺り動かしたい、楽しませたい、という思いを持ったアーティストに出会える場所にしたい、ということです。


ステージに立つミュージシャンから、希望や勇気をもらう瞬間があります。時に立ち止まり、自信を失い、気持ちが滅入ったりする時、そんな時に限って、ライブのパフォーマンスに触れて、やはり音楽は素晴らしいもんなんだなあー、と感じ入る時があります。仕事冥利と思える瞬間です。


また、時に音楽を奏でることと、聴くこととの感性は別個のものではないかと考えることもあります。ただ単に音楽が好きだからだけではステージに立ち続けることはむつかしいものです。


理屈抜きの「心の叫び」がそこにあって、その中心に据えられた、音楽を一緒に楽しみたい、この気持ちを伝えたい、そんな音楽にこそ本当に人の心を動かす力が備わっているのかもしれません。


だからこそ。単に歌がうまい、演奏が良い、楽曲の完成度が高い等々の問いだけでは決して測れない、そのアーティストの音楽への向き合い方に共感できるような、そんな感性を手に入れ、輝く光(今夜の三日月のような!)のように磨いていけたらと願っています。


自分だけが持つフィルターを通して、自分の中の奥にしまってある真実な言葉をたくさんちりばめ、ベタな言葉でもいいから自分の中にある「愛」のある言葉に寄り添うメロディを掘り起こしたい。そんなミュージシャンにこれからもたくさん出会えたら幸せです!


残り1ヶ月弱。どうぞお時間が許す限り、Napへも足をお運びください。真剣に音楽と格闘しているミュージシャンにきっと出会えるはずです。


そしてまたこうして18年目を皆様とともに迎えられることに心より感謝申し上げます。素敵な年末と新年を迎えられることを祈りつつ。

2019.12.3 Nap代表 竹村龍彦






























# by Nap-takemura | 2019-12-03 18:45

音楽人。

考えること(その102)



たった一人でもいいからその歌が届いたならそれでもう充分だ。と、書けば異論が飛び交うこと請け合いだが、先日、某アーティストと話しながら僕は心の中でそんなことをふと思っていた。


そもそも歌をつくり始めるきっかけは人それぞれだから、例えばコードを少し覚えたら何だか曲ができていた、という人もあれば、好きなあの娘のことを想ってつくったのが手始め、ということもよくある話。


シンガーソングライターとして数年も歌い続けると、曲もそこそこに増え、目指す目標にも散々ぶつかって、ある時期に到達すると、さあてと、これから何のために歌をつくるか、なんてことだってある。そんなときタイミング悪く、誰かにあなたのモチベーションって何? なんて聞かれたらきっと僕は答えられない。


家に帰って、そうねえーオレって何をきっかけに音楽を始めたっけ? なんて考え出し始めたらすぐさま宇宙に飛んでいってブラックホールに突入してしまう。常に変化している日常に自分の思考も同じく変化し続け、もはや原点などというものは、火星よりもさらに遠くの距離に置かれている感がある。


プロになるために商業的な音楽をつくりたいと願ったこともあるだろうし、純粋にアーティスティックに音楽を追求したことだってあるかもしれない。そんなミュージシャンは多い。多種多様な芸術の中で音楽を選んだ人々。というか、そこに魅せられた人々。一つ言えるとしたら、むしろ考えるべきことは、今の自分にとって音楽はどの位置に存在しているのか、ではないか。


最初の話に戻るが、たった一人の人間に褒められることの喜び。これもきっと誰しもが一度や二度は経験していることだろう。その時に、相手がお世辞含めて言ったかどうかは別として、音楽を通じて交換した言葉であることに意味があると思う。さらに自分のつくったものが本当に誰かの心を揺さぶったとしたら十二分に歌をつくった意味は大きい。その喜びを感じられたならミュージシャン冥利に尽きるはずだ。


閑話休題。


台風で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く日常を取り戻せることを祈ります。

2019.10/26 Nap代表 竹村龍彦































# by Nap-takemura | 2019-10-26 17:23

想像力。

考えること(その101)



普段は車での移動が中心の生活ゆえ、たまにバスや電車に乗るとある意味、新鮮な気分を味わうことがあります。昨日は蒸し暑い夕暮れ時にバスに揺られながら、怒涛のごとく人があふれる横浜駅に向かいました。


せわしく歩くサラリーマン風の人、のらりくらり歩く学生たち、荷物を抱えた老人等々。ひっきりなしに人が行き交う賑やかな地下街を分け入りながら、新しく据えたばかりのエレベーターを上ったり下ったりしながらやっとJRの改札口を通る。それだけでもうけっこうなストレスでした。


ようやく駅のプラットホームに立つと今度は目の前を小さな男の子がせわしなく小走りしている。母親らしき隣の女性は無関心。ここはガードのない線路だから危なっかしくてしょうがない。ここでまた小さなストレスがプラス。


やがて思ってたよりも空いていた車両が近づいて来て少し安堵。順番を待ってゆっくりと乗車し、ドア付近の吊り革につかまり夕闇迫る窓をぼんやり眺めていたら、ふと思いました。


そうだよなー。こうやってみんなライブハウスに来ているのだと。満員の電車ならなおさらにたいへんだ。大切なギターもぶつけられないようにと気も使うだろうし、場所を取る分、人の目も気になることだろう。


やっと駅に着いて、ギター背負って(持って)商店街を抜け、店の急な階段を降り、扉を開けたら、やっとギターを置ける。そしてリハーサル出番を待ちながら準備。


緊張の面持ちでサウンドチェックを終えて、オープンまでの少しばかりの時間を利用して、ご飯したり、一服したりしつつ本番を待つ。


開場した後は、楽屋やホールで立ったり座ったりしては、お誘いしたお客さんは来るかな? あの歌は上手くいくかな? なんて考えながらそわそわなんかもするかもしれない。そうやって、自分の大切な時間をここNapで過ごすアーティスト。そんなこんなが頭をよぎった。


想像力ぜんぜん足りてないなあ、と。初心忘れるべからず、という言葉があるけれど、自分も歌い手として何度も経験していながらつい忘れてしまっている。もっと深い意味での想像力。もっと広い意味での想像力。それが何事にも一番に必要なもの。そう改めて考えさせられる一日でした。


さてさて。先だっての台風ではたくさんの被害がありました。特に千葉を中心に停電を含め甚大な被害がまだ続いているようです。一日も早い復旧を心から祈ります。


こんな時代だからこそ、せめてライブハウスの空間では平和を感じたいものです。音楽を通して、そのような空気をつくれたならと願います。季節の変わり目の今日この頃、皆様もご自愛ください。そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。


2019.9/12 今日は少し秋の風を感じましたね。Nap代表 竹村龍彦












































# by Nap-takemura | 2019-09-12 15:24