Napの考えること

by Nap-takemura

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ヒット曲。

考えること(その41)


新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は「ヒット曲」について考えてみたいと思います。

そもそも、ヒットする歌とはなんでしょう。古くて新しいもの。聴いたことのない世界。感じたことのない風。そんなこんなを含んだ歌とでもいうのでしょうか。その括り方は人それぞれ。それを意識してつくりたいと考えるのがプロの現場の方々。僕も一時期なんとかそんな歌ができないものかと奮闘した頃があります。しかしそのヒントさえつかめない始末でありました。

世の中にはビートルズをはじめとする抜き出た才能の持ち主がいるもの。そんな彼らも最初は好きなミュージシャンの真似事から入った。ディランもストーンズも然り。入り口はそこだが彼らにできたことは、「古くて新しい」ものをつくるセンスがあったということ。

一方、ヒット性は抜きに、オリジナル性だけを強く打ち出すことは容易い。アマチュアたる所以。しかしたくさんの人の耳に届くことは少ない。ファンがふえてこそのプロの世界。それを考えるとむつかしいものがある。「古くて新しい」の片方。「新しい」だけの音楽の世界。

日本の音楽シーンも様変わりして、ヒップホップやブラックミュージックに日本語をのせるなんてあたりまえ。しかし残念ながらそこにはオリジナル性が乏しい。新しい何かを感じさせてくれない。時代にもまれ、気づいたら新しいジャンルと云われる。そういう音楽にはなかなか出会えない。

では、リスナーはどうだろう。多くの人はこんな理屈をならべて聞いたりはしないだろう。時代の空気に溶け込む歌はヒットの要素をある程度満たしている証拠。ここがミソ。

作り手としてはすこし自分を突き放して見る目が必要。自分の世界観を映しつつ、時代の空気も感じながら。そんな曲作りができたらと考える。プロの世界ではそれを果たす役目としてプロデューサーやディレクターがいる。アマチュアのミュージシャンはそれを自分で果たすしかないから悩ましい。

成功を手にするミュージシャンの多くはアマチュア時代にすでにこの両方を備えている気がする。もちろんいろんな書き物を読んでの感想ですが。生まれついての才能に恵まれた方なら別だがこれを磨くにはたくさんの音楽やライブに触れるしかないかもしれない。

ヒット曲。アマチュアにとっては代表曲とでもいうのか。世に出るためのひとつの武器。一度聞いて耳に残る歌。それが多くあれば多くあるほど良いに違いない。多くの人に知って覚えてもらうためになくてはならないツール。そのアーティストの入り口に立つ門のようなもの。そう思ったりもする。

今年が皆さまにとってすばらしい年になりますように!
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by Nap-takemura | 2010-01-03 13:00