Napの考えること

by Nap-takemura

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声。

考えること(その39)


とにかくCDショップでは試聴しまくる。片っ端からノンジャンルで聴きまくる。気になる音は予算が許す限り購入する。こうして新しい音楽になるべくアンテナを張るようにしている。自分の曲作りの参考にもなるし時代を感じることもできる。

僕の場合、試聴の際、その良し悪しを決める最初のチェック項目が声。次に全体のサウンド処理。これで決める。そう考えると自分の声はどうなのかということに突き当たる。一時期その自分の「声」にずいぶんてこずった。いまもそうともいえるが・・・。

歌をつくるとき今度はこんな曲をつくろう、とか考える。でも実際に始めると簡単ではない。音楽に携わる方はきっと同じ経験があると思う。結局出来た歌は最初の目論見と違ってしまうことが多々ある。まあ、それでもなかなか良いではないかと思えばしめしめだ。で、ライブで歌ってみる。ちょっと違うなあ、なんて歌は再度練り直す。そうやって何度か手直しをしつつ結果自分のレパートリーに加えられたらメデタシメデタシだ。

このとき自分の持ち歌として残るものはやはり自分の声を活かせたものが多い気がする。これはあくまでシンガーソングライターとしての曲づくりでの話。作家志望であれば話はまたぜんぜん違ってくる。

個人的にはミックジャガーの声やピーターガブリエル等々の重厚な声が好み。こういうのを、「ないものねだり」というのでしょう。自分の声はどちらかといえばその反対側の方に位置すると思うので。だから余計ハスキーで渋く適度な重さを感じさせる声に魅力を覚える。

ある時期それに気づいて、自分の声を一番活かせる歌を書くしかないなと考えるようになりました。しかしこれもまたむつかしい。自分のやりたい方向性をめざし、且つ、自分の声を活かした曲づくり。それには自分をプロデュースする感覚が必要。自分の良さを客観的にみつけることのなんとむつかしいことか。その試みは今も続いている訳ですが・・・。

そしてできればヒットする歌をつくりたい。多くの人の耳に届くためにも。「YouTube」にしろ「MySpace」にアップするにせよ、まずそれが必要だと。誰しも考えていることなのでしょうが。ライブをやるからにはできるだけたくさんの人の前で演奏したいし、聴いてもらいたい。名前も知ってもらいたい。そう思うのが自然だ。

もっとクオリティを上げたい。そのための演奏力、歌の表現力、魅力があってオリジナリティ豊かな楽曲。この三つはまずはずせない。それがあればギター一本の歌だって充分心揺さぶられる。そのためにはもちろん努力も熱意もなければ到達できないわけで。その気持ちがあるうちは可能性を捨てたくない。そう思うアーティストは多い。そんなことを感じる今日この頃です。
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by Nap-takemura | 2009-09-03 06:51