Napの考えること

by Nap-takemura

<   2006年 03月 ( 1 )   > この月の画像一覧

Napの考えること(その27)


ポジティブ=肯定的・積極的。ネガティブ=否定的・消極的。ざっといえばそんな意味を指す時に使う。一日の内にずっと同じ感情でいられるということはまずない。例えば昨日は昼はネガティブで夜ポジティブな気分だったなんてことはよくある。

感情の揺れ具合としてはいやな気分の方が振れ幅が大きい。気分の良い一日だったのにたったひとつのことで台無しになる時がある。そんなとき僕はギターをちょっと眺める。ギターの工芸的な美しさがときめきを与えてくれる。そのうちにだんだんと触りたくなってくる。そしてちょっと指で弾くとギター独特のきらびやかな音が聴こえてくる。指が痛くなるまで弾いた頃には少し気分も軽くなる。

今の世の中、鬱病の人間が増えているそうだ。古今東西芸術家の心の病気持ちはかなり多い。なにも芸術家じゃなくたってみんな何かしら心に抱えている。でも飯を食っていかなければならないから引き篭もる訳にはいかない。だからひどくならないうちに自分のやり方でなんとか帳尻を合わせる。

好きなものが自分の心をポジティブに持っていってくれるというのはある。きつい状況でもそのあとに求めるものが手にできると思えたら気持ちは前に向かう。その先に何の約束も望みもないことに打ち込み続けたら疲労感だけが残る。しかしそんな毎日を過ごすしかない時期もある。だから最低でも望みをそこに見つけるなり探すことでしか自分の心を勇気づける手だてはない。

大きな困難に立ち向かう力はすぐには身につきそうにない。だから僕は希望を探すことに力を注ぐ。闇を切り裂けるのは光だけ。自分の身の回りにいる大切な人が苦しんでいる姿をみるのは悲しい。早く光を見つけてほしいと願う。しかし照らす光は本人にしか見えない。自分だけが見える光を手に入れることでしか本当の力にはならない。三歩進んで二歩下がる。強いと弱い。ポジティヴとネガティブ。その線引きはとても曖昧で不明確。心の複雑さは永遠に解けない謎。そうに違いない。たぶん・・・。
[PR]
by Nap-takemura | 2006-03-01 09:29