Napの考えること

by Nap-takemura

ブーメラン。

考えること(その79)



絵画の好きな人が美術館に行くように、音楽の好きな人がライブ会場に足を運ぶわけですが、いずれもその場所に行くことで得られるであろう、満足感や幸福感のようなものを期待して行くのだと思います。


自分もそれを忘れないようにと、努力を重ねているはずなのですが、残念ながら、日々の練習や鍛錬に必ずしも結果が現れると限りません。単なる言い訳ですが(笑)。


まあ、事実として、生まれ持った才能というのも少なからずあるには違いありませんが、成功者のほぼ皆が言うように、実際は、その人の才能の大小ではなく、そのための努力を惜しまない者だけが、結果、プロの世界に行けるということは、この仕事を通しての経験として分かる気がいたします。


しかし、やはり一番大事なことはプロであっても無名のアマチュアであっても、先に述べたような、表現者である自分が、受け手側の心を想像する力を失ったらいけないなと。どんな場所であろうとも(メジャー、マイナーに限らずに)、もし公の場所に立つ表現であるのならば、そこの部分はちゃんと押さえておきたい。そう心から願います。


現代は、誰しもが簡単にネットを通じて自己表現するアイテムが塵の数ほどあります。良いも悪いも含め、いとも簡単に世の中に公開されます。おかげで、なんだかなあ、と思うものも決して少なくないとは思うのですが、芸術性の高い低い、その真実も含め、結果のすべては、世の中の評価により決まることに今も昔も変わりありませんね。


だからこそ、いつも、自分の足先は今どこに立っているのか。そのことを常に、確かめつつ、歩みを進めることが重要なのだと感じる今日この頃です。


決して表現者たる者、臆病になってはいけませんが、一度外に出たものは、聴くもの、観るものだけではなく、自分にもブーメランのように結局は返ってくるものです。だからこそ、自分を誇れるような、そしてできれば誰かの希望の力になれるような作品を創りたいと願いつつ。


まあ、いつもながら言うは易しですが(苦笑)。ここ、日吉Napに集うアーティストの皆さんが奏でる音楽がこれからもそうであることを希求しつつ、私たちスタッフも裏方として、気を引き締めて、精進していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


初夏の風漂う夕暮れを感じつつ。Nap代表 竹村龍彦































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by Nap-takemura | 2017-05-08 18:07